1982年創業のレディースシューズメーカーで、特に型紙(パターン)の技術や設計力が特徴的である。それゆえに、それぞれの靴をいかに美しく素敵に見せるかを知り尽くしている。同社が生み出す靴は、製造技術もさる事ながら、パターン・デザインが考えぬかれている為、曲線も美しい仕上がりとなっている。また、企業としても若手への技術継承には非常に積極的で、代表の高橋社長を中心にしっかりした技術教育のシステムが構築されている。
近年はBtoB、OEMの依頼を受けつつ、新たにプライベートブランドを開発中。「今までの固形観念を覆す製品にしたい」という意気込みが見て取れる。前途にも述べたが、テスモードの売りの一つが型紙、ラスト設計にある。靴の基本中の基本となるものだが、高橋社長は靴業界の中にあって、学校の講師や、職人の指導に携わる専門家。全日本革靴工業協同組合連合会での革靴技能試験の試験官も歴任し、靴業界をけん引してきた第一任者と言っても過言ではない。
なおも素晴らしいのが、伝統的な技術を持っていながら、新しい技術も進んで取り入れているという柔軟な姿勢だ。CADや自動裁断機など新装備を積極的に取り入れ、技術革新を加速化させている。長年培ってきた技術やパターン開発を最新の機材で活かし、さらなる効率化を目指しているのだ。